としの本棚

本をメインに好きなものをちょこちょこ書いてます

「ちいさなちいさな王様」 作:アクセル・ハッケ 絵:ミヒャエル・ゾーヴァ

 

何度も購入している大人向けの本です(*^^*)

 

何故?かというと大好きな人にプレゼントする本だからなのです。

 

大好きな人とは言え別れもありましたし、疎遠になってしまった人も。

今の彼にもプレゼントしましたが、読んでない事でしょう(´-ω-`)

 

プレゼントした人の数だけ思い出のあるこの本の紹介をさせて下さい。

 

手に取ったきっかけ

 

人間関係を上手に築けない私、人とのかかわりにはかなり苦戦しております(;^ω^)

仕事の人間関係や友達付合い、彼氏との別れなどで人生何もかもが『嫌』って思うと

日記に気持ちを書き出したり、本を読んで自分と向き合うことが多かったのです。

 

本に関して選択を誤るとさらに凹むこともありましたが( ;∀;)

 

この本もそんな精神状態の時に出会いました(*´▽`*)

 

買ったときは、こんな大事な本の一冊になると思っていませんでした。

小人が出る本や絵本が好きなので軽い気持ちで購入。

絵も独特でしたしね(;^ω^)

 

ミヒャエル・ゾーヴァ氏の絵を好きになるきっかけの本でもありました。

不気味にも見えるし、でもホンワカもしていて独特で不思議な世界観。

 

それで購入したのがコチラ。他もそろえたいんですけどね~(*´Д`)

 

アメリ」でも彼の作品が見れます♪

個人的に強烈に記憶に残っているのは、アメリの部屋に飾られているワンちゃんの絵。

あぁ、また観たくなってきちゃった(*'ω'*)

アメリ [Blu-ray]

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話が脱線しちゃいますが、実は「アメリ」はサントラもおすすめ♪

BOOKOFFで発見したので、料理中聴いていたら何かを思い出す…(゜-゜)ウーン

あ!Σ(゚Д゚)ニンテンドーDSソフト「レイトン教授と不思議な町」のゲーム中に流れてた曲っぽい!!!

って、ゲームの方が後なんですけどね(;´∀`)

 

 

で、絵の話に戻ります💦実は父親が絵画も好きでして、

絵の本がたくさんあったのですが、中でも気に入って今でも大事に取ってある

ウィーン幻想絵画展図録 1972」とブリューゲルネーデルランド風景画 1990」

意味深かったり、不思議な世界観のものだったり、細かいところまで書き込んでいる
絵が私は好きでして、ミヒャエル・ゾーヴァ氏の絵は普通な感じのものもありますが、

え!?これ、どういうこと!?ってのも多々ありましたし、タッチも好きなんですよね💗

 

そんなこんなで内容に触れつつ感想(青文字)書いていきまっす( ..)φ

主人公と王様の出会い

 

主人公の『僕』の部屋にやってきた人差し指サイズの王様。

名前は「十二月王二世」。

 

12月生まれなのかな?同じ誕生月だ~ヾ(*´∀`*)ノ

二世ってことは父上も12月なのかしらん(*´Д`)?

 

王様の大好物はクマの形をしたグミベアー。

グミベアー1個が王様ほぼ半分くらいの大きさなので抱きかかえて食べるのです。

 

グミベアーと言って思い出すのはコレ

噛み応え抜群でおいしいですよね♪日本のグミもおいしいけど固さが物足りない(;^ω^)

 

で、えぇとですね(;^ω^)グミベアー2個で王様サイズ、でも僕の人差し指サイズ

ハリボーゴールドベアで王様換算すると…あれ?

私の人差し指だったら3個くらいは必要なんですが( `ー´)ノヲィッ

半分ってことは、このグミベアーじゃないのかな💦

 

「おまえのところのことについて、ちょっと話してくれるかね」

 

王様からの質問で僕らは小さく生まれて、少し縮んで死ぬ時という話をします。

すると王様は非論理的だと答え、自分のところについて話します。

 

王様のところでは朝、ベッドで目覚め王子として仕事を始めます。

そうなんです、生まれた時に何もかもを知っている大人として生まれるのです。

そして歳を取るにつれ小さくなっていろいろ忘れていき、仕事が出来なくなると

仕事から解放され、遊んだり何をしてもよくなる。

僕が言います。

 

「きみたちのところでは、子どものころっていうのが人生の終わりにあるんだね?」

アクセル・ハッケ「ちいさなちいさな王様」より引用

 

王様が僕の話を聞いて、知識は増えるが想像が小さくなっていくと。

 

「そんなふうに小さくなるのだったら、おれたちのところとはちがって、あまり、すてきじゃなさそうだがな」

アクセル・ハッケ「ちいさなちいさな王様」より引用

 

と言って、僕の本棚と部屋の壁の間にできた細い隙間に体を押しこんで
消えていってしまいます。

 

(゚д゚)(。_。)ウンウン

大人になるにつれて、いろいろなものを見て想像することが出来なくなりますね
アレはコレだったとか真実を教えられちゃいますしね。(´;ω;`)ウッ…

UFOだと思った怪しい光はドローンだったみたいな(;^ω^)エ?チガウ?

 

王様のおうちへ

 

ある日、僕は王様曰く「我が家」へ遊びに来るよう誘われます。

 

大人の人間である僕が人差し指ほどの大きさの大きさの王様の我が家へ!?

入るわけないだろー( `ー´)ノヲィッ

 

入りましたΣ(・ω・ノ)ノ!

 

王様の部屋の中には小さな細いベッド、サイドテーブル以外は何もない。

ただ、どの壁にも焦げ茶色の木の棚が備え付けてあり、小さな箱がぎっしり。

それは色とりどりで美しい装飾画が施されている指輪を入れてある小箱くらいらしい。

 

けっこうでかくね(´-ω-`)

 

この中には王様の見る夢がしまってある。

夢の箱は一月三日王(おじいさん)から相続したもの。

夢の箱は大きさが変わらないが、部屋も本人も小さくなっていくから

部屋の中は夢の箱だらけになり、夢の中に迷い込んでしまったんだという王様。

 

ここで僕、なんか素敵なこと言うんですよ(*´Д`)

 

「年をとるにつれて、夢がどんどん巨大になっていくのか……。そして、いつしかその夢の中で暮らすようになって、箱から箱へのぼったりおりたりして、やたらに巨大な想像の世界のなかをさまようようになるんだね」

アクセル・ハッケ「ちいさなちいさな王様」より引用

 

その後、王様が言う言葉もいいんですよね~

朝が来ると眠りに落ちて、サラリーマンという仕事に追われている夢を見て、

ベッドに入ってからが本当の姿に戻れるって。疲れた大人にはうれしい言葉(*´ω`)

 

王様、僕の職場へ向かう

 

ある日、王様は退屈だからと僕に職場へ連れて行けと言います。

そして出会う人たちについて話を聞かせるのです。

 

(゚д゚)(。_。)ウンウン

小さい頃って想像力豊かで、いろんな話作りましたよね

 

職場への道のりを歩いていると、車の列に鼻から炎を出している竜を発見します。

王様曰く、その竜は職場へ言って欲しくないから攻撃してるそう。

 

仕事に行きたくないなぁ~って思ったら、竜に攻撃されてるんですよ( *´艸`)

 

星について

夏の夜、王様に星を見るとどんな気持ちになるか聞かれる僕。

小さくて無意味に感じると答えます。

 

(゚д゚)(。_。)わかるわ~日本国内でも広いと思うのに

地球全体、それを囲む宇宙ってまで考えを巡らせちゃうとね~(゜-゜)

 

途中、想像遊びをしてたりするのですが、

王様にお気に入りの星も無いのだろうと言われ、僕は一つ選び、

その星に「ウリィ」と言う名前をつけます。

それはかなり前に亡くなってしまったお友達の名前でした。

王様は死ぬと星になると言います。

 

素敵ですね(*´ω`*)💗

早くに亡くなった私の弟、癌で亡くなった父も星になってるのかな...( = =) 

そうだといいな(*´ω`*)

 

話しているうちに王様がどうやって誕生したのか思い出します。

王様と王女がしっかり抱きしめあい、目をつぶってベランダから飛び降りる。

ちゃんとできていると地面が弾んで二人で天まで飛び上がれる。

その時に空から星を一つ取ってベッドに入れて朝になると生まれている。

それを聞いた僕がこんなことを言います。

 

亡くなってしまった僕の仲間たちもいつか小さな王様になれるのかな?

アクセル・ハッケ「ちいさなちいさな王様」より引用

 

大事な人を亡くした人にはうれしい言葉じゃないでしょうか?

物語とは言え、そう思っていたら少し悲しみが和らぐなぁ(´ー`)

どこのお家にも小さな王様はいるんですよ(`・ω・´)ミエナイダケ(._.)

 

冬の夕暮れ

 

仕事から帰った僕、王様に偉大な絵持ちに絵を一枚、一緒に渡しに行くと言われる。

王様たちは絵を持っていった報酬にグミベアーがもらえる。その絵はこれから書くと。

出来上がった七つのとんがりのついた王冠の絵を古いトラックのモデルカーに積み、

暖炉のすぐ横の床の幅木の間の穴の向こうに住んでいる絵持ちのところへ向かう。

 

乗れないじゃない、トラック(*´з`)

 

と思ってたら、王様、目をつぶってトラックに乗る想像すればいい

って言ったら乗れてるの\(◎o◎)/!

 

現実的に考えちゃうと夢じゃね(`・ω・´)

 

な~んて思っちゃいけませんヨ( `ー´)ノ

 

メルセデスのトラックとあった挿絵からイメージに近いのはコレだけど

建設機械模型 工事車両って書いてある💦

 

 

声をかけるが絵持ちはたくさんある部屋に飾ってある絵を見て過ごしているせいか返事がない。

でも絵に気が付いたら、グミを置いてくれるから幅木のところに立て掛けておくとのこと。

王様は絵を置くと、本棚と壁の間の隙間へ帰っていく。

 

そして僕が目を開けると、足元にトラックのモデルカー、

そしてさっき絵を立て掛けておいた暖炉そばの幅木に赤いグミベアーが。

 

久しぶりに読み返して、最後かなり勘違いして読んでいたことが判明Σ(゚Д゚)

私は王様が小さくなりすぎて見えなくなって最後の時がきたのだと思ってました(;´Д`)

 

どうも王様との今までの事やトラックと絵描きとの出来事もすべて現実に起きていたことだった。

トラックとグミベアーによって証明される、という結末のようです~(;´Д`)

 

えーと(゜-゜)私、初めて読んだ時どれだけ病んでた~(;´・ω・)

 

結末の勘違いが判明したものの、書かれている内容や言葉で考えさせられたり、

王様の言葉のように考えると気が楽になりますよ(*´ω`)

ボリュームが少ないので、本を読むのが苦手でも軽く読めると思いますので

気になったらぜひぜひ(/・ω・)/読んでみて下さいね(∩´∀`)∩